NISAで損がでたらどうなるの?

NISAは売買益や配当金などの受け取りが非課税となりますが、最終的に「損」が出た場合はどうなるのでしょうか?NISA口座における含み損のと課税のあり方、損益通算等について説明していきます。

損がでるとNISAは大損する

NISA口座はその特性上、投資で損をすると大損をすることになってしまうという問題点を孕んでいます。そのため、NISA投資においては「損をしない投資・運用方法」を考えることが上手に活用するための一つの手となります。

 

NISA口座の損失は他の株などの利益と通算できない

NISA口座においては、利益が出た時に税金がかからない一方で、損をしてもその損を損益通算することができないという仕組みになっています。課税ルール上、利益もなければ損もないというように見られるわけです。

NISA以外の場合、Aという投資で利益が出て、Bという投資で損が出たという場合、Aの利益とBの損を合計して、その合計に対して税金がかかります。
これを「損益通算(用語集)」といいます。

ところが、NISA口座内で損が出て、NISA以外の口座で利益が出たというような場合、NISA口座で発生した損をNISA以外の口座で発生した利益と通算することが認められていません。

 

最終的に元本割れたした状態で非課税期間終了すると

また、最終的に含み損(元本割れ)の状態でNISAの非課税期間(5年)が終了した時、「その時点の時価」が取得価格となります。

たとえば、100万円で投資をした株が5年後70万円にまで下落してしまったとしましょう。このとき、税法上のその株の取得価額は70万円というように算定されてしまいます(非課税期間終了時の時価)。

そのため、非課税期間終了時に70万円で戻ってきた株が翌年上昇して90万円にまで「回復」したとしましょう。仮にここで売却した場合、実質的には100万円⇒70万円⇒90万円となり、まだまだ10万円の含み損という状況になるのですが、この時点で株を売却すると、70万円で取得したものが90万円で売れたという形になり、20万円の儲け(所得)が出たと判断されます。

結果として20万円に対して20.315%(2014年時点の株の譲渡益税率)が課せられてしまうわけです。

 

NISA口座では損をしない投資を

このような観点からNISA口座で投資をする場合、原則的には損をしない投資(運用)を考えることが大切となります。

もちろん、投資ですから「損をしない(無リスク)」という運用はほとんどありません。しかしながら、NISA口座内での運用商品を複数に分けるなど分散投資を行うなどして大きな価格下落リスクを減らすというのは誰でもすることができます。

また、逆を考えると「どれだけ利益が出ても非課税」となるわけです。もしかしたら100万円が20万円になるかもしれないけど、もしかしたら1000万円になる。というような夢を見る運用をとるということも否定はしません。

 

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